14他にはないデータサイエンスコースに興味を持ち、ここでの学びはきっと自分の将来の役に立つに違いないと考え、入学しました。私にとっては未知の世界で、わからないことがたくさんあるため、クラスメイトと一緒にひとつずつ新しいことを学習していきたいと思っています。中学時代は、課題を友だちと共有して解決策を探してきました。またスピーチをする機会も多かったので、そうした経験をデータサイエンスコースでの学びにも活かしていきたいです。まだ夢や目標ははっきり決まってはいませんが、人と関わる仕事ができたらと考えています。私がデータサイエンスコースを選んだ理由は、今後の社会で大切になってくるであろう情報学について学べるからです。また文理の垣根を超えて学ぶことができるのも魅力でした。受験に当たっては、聖徳学園と自分自身のことを分析し、面接でしっかり自分の言いたいことを伝えられるよう練習しました。このコースのカリキュラムを通して、数値などを読み取り、ICT機器を用いてデータ作成し、違う視点から物事を捉える力を養っていきたいと思っています。中学時代は英語に力を入れてきたので、日本だけでなく英語圏の国やデータも扱っていきたいです。には、探究的な学びを通して、社会にある課題を理解し、解決しようとする姿勢を身につけることが必要です。データサイエンスを学びつつ、探究的な学習に取り組むことによって、皆さんは正しくデータと向き合うことができるようになるはずです。そのような学びの場が、聖徳学園のデータサイエンスコースです。データに翻弄されるのではなく、データを使って自分らしく生きていくために必要な力を、そして、データを活用して社会を良くしていく力を育んで欲しいと願っています。根拠に基づく合理的な意思決定ができるようになります。高校の3年間は、生徒一人ひとりの興味や関心を深め、それを大学での研究や将来のキャリアにつなげていく重要な期間です。DSコースでは、生徒たちが自己を確立し、データサイエンスに基づいたさまざまな探究学習を通じて、未来への第一歩を踏み出すことを応援していきます。※ 本コースは、文部科学省から教育課程特例校の認定を受けているため、独自のカリキュラムで授業を実施することが可能となっております。高校1年 N.S 高校1年 K.Y東京大学大学院教育学研究科・教授聖徳学園高等学校データサイエンスコース願問データサイエンスコース部長スタンフォード大学, Women in Data Science Ambassador Tokyo 2024ドゥラゴ 英理花北村 友人データを活用して社会をより良く私たちは、膨大な量のデータに囲まれて生活しています。それらのデータを「正しく」活用することによって、私たちの暮らしをより豊かなものにすることができます。ここで言う「正しく」とは、データを「的確に」処理すると共に、「適切に」利用することを意味します。データを的確に処理するためには、データサイエンスの知識やスキルが欠かせません。しかし、それだけでは本当の意味で正しくデータを活用することはできないでしょう。人を傷つけるためではなく、人を助けるためにデータをいかに利用できるか、といったことを考える姿勢が大切です。そのため課題解決力と人間力を磨く聖徳学園のデータサイエンス(DS)コースは、データサイエンス教育を通じ、「新たな価値を創造する力」をこれからの重要な資質や能力として育成しています。この目標達成のためには、知識、スキル、態度、価値の4つの要素を統合した力を養うことが不可欠です。DSコースのカリキュラムは、「DS探究」と「グローバルシチズンシップ(GC)探究」などの文理融合型の探究科目を軸に展開しています。統計学における課題解決手法であるPPDACサイクル(課題、計画、データ収集、分析、結論)を繰り返しながら学ぶことで、生徒たちは科学的クラスメイトと一緒に新しい学びにチャレンジ国内外のデータを扱い、多角的な視点を養いたいAdvisor's Message
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