聖徳学園高等学校|デジタルパンフレット
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9SHOTOKU GAKUEN SENIOR HIGH SCHOOL 2025● 独立行政法人国際協力機構主催国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2022 学校賞● 独立行政法人国際協力機構主催国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2022 高校生の部 佳作 2名● 全国国際教育研究協議会主催 第九回 高校生国際理解・国際協力研究発表会 協議会賞(令和2年)● 東京都国際教育研究協議会主催 第五回 高校生国際理解・国際協力研究発表会 会長賞(令和3年)● 東京都国際教育研究協議会主催 第七回 高校生国際理解・国際協力研究発表会 会長賞(令和5年)国際協力プロジェクトの取り組みを通して、日本とは異なった生活様式や文化を持ち、課題を抱えている国について真剣に考えたことが大きな学びになりました。教科書やSNSの情報として接する時よりも、対象とした国のことを身近に感じられ、世界の問題を自分事として捉えられるようになったと思います。中学の頃から課題を発見し、どうしたらその課題を解決できるのかといった考察を繰り返し行ってきたため、課題発見から仮説の組み立てまでスムーズに進めることができました。大学では心理学や哲学を学び、コミュニティ作りに役立てていきたいです。高校2年 Y.I本校の探究学習はSDGsをはじめ社会に貢献する意識と行動力を育むことを大切にしています。生徒たちは身の回りの問題から世界規模の問題へと学年が進むごとに学びを進め、「正解のない問題」に果敢に挑戦していきます。その過程で成功と失敗を経験することで、地球市民としての素養を身につけ、社会課題へ貢献する難しさと大切さを学びます。また、企業や外部機関と協働することで、創造したことを社会実装する方法も学んでいきます。受賞歴団体受賞歴社会問題に向き合う有志団体『国際交流ボランティア』『国際交流ボランティア』は、教育理念『和』の精神に基づき有志の生徒によって運営されている団体。中1から高3まで約60名のメンバーが在籍し、多彩な活動を展開しています。2023年4月はアメリカにある姉妹校Willows Preparatory Schoolの生徒との交流会を企画。秋には本校の文化祭である『太子祭』と国際基督教大学の『ICU祭』で、来場者にブローチを販売するワークショップを開催しました。この売り上げは、アフリカのルワンダにある幼稚園『ファミリービジョンスクール』に寄付されます。不要になった子ども服を回収し、服不足に悩む難民の子どもたちに提供する『届けよう、服のチカラプロジェクト』にも参画しています。世界の問題に対する当事者意識が高まりましたSDGsプロジェクト国際協力プロジェクト高2「総合的な探究の時間」で取り組む国際協力プロジェクトは、世界で起きている問題を知り、問題解決の方法を探るPBL型の学習です。ルワンダ、コンゴ民主共和国、インド・ベトナムなど、普段あまり触れることのない途上国の諸問題をデータサイエンスの力を活かして調べ、解決案を考えるだけでなくその解決案を実行に移すことまでを通年カリキュラムとしています。教科の垣根を超え、専門家や企業の方のサポートも受けながら進めるこの取り組みは、毎年決まったシラバスに沿った授業というよりは、世界の状況によって 常に変わり続ける「プロジェクト」です。10分でわかる聖徳の教育世の中に目を向けると学びは深まる聖徳と探究

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