聖徳学園高等学校|デジタルパンフレット
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16M.T 僕は今も毎週聖徳学園に来ていますが、印象は基本的には変わりませんね。生徒が自由というか、生徒第一というか。いい意味で生徒みんなが自分のやりたいことをやるというイメージそのままです。そして今だからわかるのは、生徒たちから見えていないところで先生方が頑張っていることです。たとえば学年主任の先生って、生徒の頃は何の仕事をしているのかよくわからなかった。でも事務室では、その学年に関わる何かがあればまずは全部学年主任の先生に話を回すので、その対応で大変なご苦労をされている姿を目の当たりにしています。K.H そうなんですね。僕は野球部だったのですが、顧問の先生が僕の代の学年主任で、忙しくてなかなか顔を出せないっておっしゃっていたんです。僕らからすると何が忙しいのかなと思っていたけれど、そういう裏側があったんですね。S.O 私も先生と生徒の距離が近くてすごく親身になってくれるという印象は生徒の頃のままです。ただ学生スタッフとして関わるようになってから、私たちが思っている以上に生徒のことを考えて、いろいろリサーチしたり悩んだりしてくださっているんだということをなんとなく感じるようになりました。M.T 自分は中高の6年間通っていたので、学校生活のほぼすべてが聖徳学園。交友関係の基本的なところはここにあります。卒業した今も毎週通ってきているので、僕にとっては懐かしい場所ではなく、いつもの場所です。K.H 自分にとってもホームですね。僕も中学時代に先生から理不尽な対応をされ、大人が信じられなくなっていたんです。でもこの学校で「大人も捨てたものじゃないな、もう1回大人を信じよう」という気持ちになれました。大学は「将来の目標に向かって闘う場所」という側面もあり、ちょっとしんどくなることもあるのですが、聖徳学園でつながる人々には、どんなに失敗しても迎え入れてくれる温かさを感じます。Y.S 先生方があたたかいし、後輩も「Yちゃん!」って抱きついてくれたり、受験の相談も持ちかけてくれるし。吹奏楽部のOBOG会のつながりも深く、本当に家みたいな安心感が得られる場所です。私は将来の選択肢として養護教諭という道も考えているのですが、その時は絶対に聖徳学園に勤務したいと思うほどです。これから入学する生徒さんにとっても、聖徳で過ごす6年間、あるいは3年間は宝物になると思うので、勉強、部活、行事などいろんなことに取り組み、楽しんでほしいですね。K.H 友だち作りはもちろん、聖徳学園の大人をぜひ頼ってほしいと思います。もし今目標がなかったとしても、いろいろな道を拓く手伝いをしてくれる大人がたくさんいますから。M.T そして聖徳ならではの多彩な活動に積極的に参加し、他では得られたい経験をしてほしいと思います。S.O 同感です。先生も生徒も優しい人が多いので、自分らしさを存分に発揮して学校生活を送ってほしいです。部活動も多いし、海外研修、ボランティアなど、自分の興味のあることにどんどんチャレンジしながら、本当に自分がやりたいことを見つけてほしいですね。聖徳はいつでも帰ってこれる第二のホームS.O 私は公立中学に通っていた頃、先生をあまり信頼していなかったんです。受験の時も親身に相談に乗ってもらった記憶はなく、中学校としての高校合格実績のことしか考えていないように感じられて……。それもあって同窓会に参加する気にもなれないんです。でも聖徳学園の先生とは連絡を取るし、同級生とも会うし、学生スタッフとして学校をお手伝いしている。聖徳学園は自分の人生にとってステキな環境だったと思えます。担任の先生をはじめ先生はみんな優しいし、今も関わっているのはそんな安心できる先生方がいらっしゃるからです。

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