聖徳学園高等学校|デジタルパンフレット
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9SHOTOKU GAKUEN SENIOR HIGH SCHOOL 2026世 界 の 問 題を自分 事として 捉え、行 動 することの 大 切さ高校 2 年T. T●独立行政法人国際協力機構主催国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2022学校賞●独立行政法人国際協力機構主催国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2022高校生の部佳作2名受賞歴●全国国際教育研究協議会主催第九回高校生国際理解・国際協力研究発表会協議会賞(令和2年)●東京都国際教育研究協議会主催第五回高校生国際理解・国際協力研究発表会会長賞(令和3年)●東京都国際教育研究協議会主催第七回高校生国際理解・国際協力研究発表会会長賞(令和5年)団体受賞歴これまでは環境問題の現状や対策に関する情報を受け取る側でしたが、国際協力プロジェクトの取り組みを通して、発信する側に。それによって受け手がどう感じているのか、どうしたら言いたいことが伝わるのかを知ることができ、世界の問題をより身近に感じるようになりました。中学の頃からポスターなどを多く作成してきたため、「より多くの人に伝えるためにはどうしたらいいか」を踏まえて活動できたと思います。今後は今回テーマとした絶滅危惧種や生態系、自然環境の保全についてさらに理解を深め、自らの手で情報発信していきたいです。そして将来は、私たち人間と生き物が持続的に共存できるよう、課題解決に取り組みたいと考えています。社 会 問 題 に 向き 合 う有 志 団 体『 国 際 交 流 ボ ラ ン ティア 』国際協力プロジェクト本校の探究学習は SDGs をはじめ社会に貢献する意識と行動力を育むことを大切にしています。生徒たちは身の回りの問題から世界規模の問題へと学年が進むごとに学びを進め、「正解のない問題」に果敢に挑戦していきます。その過程で成功と失敗を経験することで、地球市民としての素 養を身につけ、社会 課題 へ貢 献する難しさと大切さを学びます。また、企業や外部機関と協働することで、創造したことを社会実装する方法も学んでいきます。高2「総合的な探究の時間」で取り組む国際協力プロジェクトは、世界で起きている問題を知り、問題解決の方法を探るPBL 型の学習です。 ルワンダ、コンゴ民主共和国、インド・ベトナムなど、普段あまり触れることのない途上国の諸問題をデータサイエンスの力を活かして調べ、解決案を考えるだけでなくその解決案を実行に移すことまでを通年カリキュラムとしています。 教科の垣根を超え、専門家や企業の方のサポートも受けながら進めるこの取り組みは、毎年決まったシラバスに沿った授業というよりは、世界の状況によって常に変わり続ける「プロジェクト」です。『国際交流ボランティア』は、教育理念『和』の精神に基づき有志の生徒によって運営されている団体。中1から高3まで約60名のメンバーが在籍し、多彩な活動を展開しています。サウジアラビア、インド、マレーシア、イギリスなど多くの国からの視察団や、学校の生徒が訪問するたびに、おもてなしの交流をしています。また、本校の文化祭である『太子祭』と国際基督教大学の『ICU 祭』で、来場者にブローチを販売するワークショップを開催、不要になった子ども服を回収し、服不足に悩む難民の子どもたちに提供する『届けよう、服のチカラプロジェクト』にも参画しています。世 の 中 に目を向 けると学 び は 深まる10 分でわかる聖徳の教育SDGsプロジェクト聖徳と探究

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