聖徳太子の「和」の精神をルーツにもつ聖徳学園は、実はこの10年間で大きな変革を遂げました。これからの子どもたちにとって何が必要かを考え、挑戦してきた本校の足跡を振り返ってみました。

今の子どもたちにとって必要なのは、「正解のない問題」に対して臆することなくチャレンジする力です。
そこで本校では、彼らが実社会で経験するであろうトライ＆エラーを実践するためのSTEAM教育を実施。
またアジアやアフリカも含めた世界の人々と共生していくため、ICT技術や英語力だけではないグローバルマインドを大切にしています。

教育課程 （カリキュラム）

中学1年生から高校1年生までは、データサイエンスコースを除き全員同じカリキュラムで学習を進めていきます。高校2年生からは、各自の適性や希望進路に合わせたクラス編成となり、クラスによってカリキュラムが異なってきます。また、データサイエンスコースは高校3年間、独自のカリキュラムで学習をしていきます。

選抜クラス（中学）

早い段階で大学を見据える

中学3年生からは「選抜クラス」を設置し、難関国公立大学や難関私立大学への進学を意識した発展的内容について積極的に学習していきます。中学3学年後半から一部の教科で高等学校の学習内容に入っていきます。高校2年生に進級する際に、「難関国公立クラス」「特別進学クラス」「進学クラス」に再編成します。

文理進学クラス （高入 高１）

基礎力の定着で有名大学進学へ

高校1年生の高入生に、有名大学への進学を目指す「文理進学クラス」を設置し、基礎力の定着と涵養を徹底します。
高校2年生に進級する際には、基準を満たせば「難関国公立クラス」および「特別進学クラス」へ所属することもできます。

特別進学クラス（高校２年・３年）

基礎と応用で難関私立大学進学へ

高校2年生からは、難関国公立大学への進学を目指す「難関国公立クラス」に加えて、難関私立大学への進学を目指す「特別進学クラス(特進クラス)」を設置します。「特進クラス」では難関私立大学の試験問題を意識し、難関私立大学特有の設問形式に惑わされないよう、基礎力と応用力をじっくりと涵養します。

探究学習を通し
新しい価値を創造する

新しい価値を生み出す力を養うためには、与えられた問いについてただ答えるのではなく、自ら問いを立て、それに必要な情報 (データ)を探し、合理的な解決方法を導く。こうした意味での「データサイエンス」のスキルが今後、重要になります。
2024年度スタートしたデータサイエンスコースは、リベラルアーツを重視する国際バカロレア教育の手法を応用し、一部教科を英語イマージョンで行います。このような文理融合、探究型の学びを通じて社会課題を解決する探究力を養う３年間です。

国内難関大・海外大まで
幅広い進路支援

超難関大学進学セミナーや海外大学進学セミナーといった進学サポートによって、国内の難関大学のみならず、海外大学への合格者も出ています。自学自習とともに、グローバルマインドを育てる本校の教育の成果でもあります。