Global
グローバルマインドの育成と実践
「グローバル」という言葉は、国の垣根を超えることが強調されています。国の垣根を超え、立っているフィールドが広がれば広がるほど、一人ひとりの存在感は薄れてしまいます。
だからこそ、世界を意識するよりも、まずは自分がどんな存在であるのか、何を発信していけばよいのかを考える必要があります。
一人ひとりの「個」を確立し、言語・国境・多様な価値観の垣根を超えて、「自分」を表現することができる。
本校のグローバル教育とは、そんな「グローバルマインド」を育てることです。
一口に「グローバル」と言っても、語学力だけでなくさまざまな知識や技術、そしてコミュニケーション力が求められます。STEAM での取り組みも含めた複合的な学習体験を通じて、グローバルに活躍するための素養を養っていきます。
一般的にSTEAM教育とは“S=Science”、T=Technology、E=Engineering、A=Arts、M=Mathematicsの5つの頭文字を合わせた言葉ですが、本校はSTEAM教育をやろうとしてやっているわけではありません。
本校独自の教育に名前がないから、もっとも分かりやすい「STEAM」という言葉を当てはめている、と言った方が正しいかもしれません。
中学
シンガポール・ニュージーランド
ホームステイ (中3全員参加)
中2での関西研修旅行を踏まえ、中学でのグローバルマインド育成の集大成として、シンガポール・ニュージーランドで研修をします。シンガポールでは、現地の大学生との観光ガイドツアー、学校交流、マレー系の家族と1日のホームビジットなど、ニュージーランドではホームステイをしながら、学校に通学し、さまざまなアクティビティも行います。
高校
マルタ / 台湾 (高2全員参加)
高校生が全員参加する国際研修旅行は、マルタ共和国と台湾の選択制です。マルタでは現地の語学学校で英語力の向上を目指すと同時に、ヨーロッパ文化に触れる機会もあります。 台湾では現地の大学のワークショップに参加して、国際的な視野を養います。
高校
アメリカ・フィリピン・ルワンダ
ベトナム・イギリスなど (高校希望者)
マルタ/台湾の他にも、希望者参加型の国際研修旅行として、アメリカ・フィリピン・ルワンダ・ベトナム・イギリスなどへのツアーが用意されています。 たとえばフィリピンではマンツーマンでの英語学習に加えて、セブ地域にて探究活動を行い、現地の生活環境や経済格差などの問題について理解を深めます。
在学中
海外大学進学セミナー
海外大学を目指す生徒に向けた IELTS 講座です。 高校1年生〜高校3年生まで体系的な進路指導を行い、希望する海外大学合格への道筋をつけます。 本講座はネイティブ教員が担当するので、現地ですぐに使える活きた英語を身につけることもできます。
在学中
PCD グローバルキャンパス (中3〜高1)
アメリカロードアイランド州にあるプロビデンス・カントリー・デイスクール(PCD)が提供するオンラインプログラムです。 修了者は本校と PCD の両校の卒業資格を得られる「ダブルディプロマプログラム」です。 習得後は全米で PCD が提携を結ぶ大学への推薦入学制度を利用できる他、日本でも立命館大学をはじめとしたグローバル系大学の帰国生入試枠を使った受験が可能となります。
進路サポート
海外協定大学推薦制度(UPAA)
米国・英国大学にネットワークを持つUPAAを通じて、有利な条件で進学することが可能です。具体的にはIELTSスコアーの一部免除、UPAAネットワーク校への一斉出願、UPAAからの進路サポートを受けることができます。
もっと詳しく進路サポート
海外大学指定校推薦
本校は海外大学においても指定校推薦枠を設けています。
・北京外国語大学 (中国)
・国立チェコ大学 (チェコ)
・上海外国語大学 (中国)
・延世大学校 (韓国) ※ 2024 年度より
・国立ハンガリー大学 (ハンガリー)
海外で大学生活を送りたい生徒へのサポートが充実
海外大学進学セミナーが設置されている高校は珍しく、大学生活を海外で送りたかった私にとって、他校にはない充実したサポートを受けられたのは大きなメリットでした。 University of Leedsを志望した理由は、経済学の豊富な研究実績があり、高い評価を得ている大学だったからです。 出願の際に必要となる英語試験・IELTS の勉強は、形式が私にとっては難しく、規定のスコアを満たすのには苦労しましたが、ネイティブの先生からの進学指導は大変助けになりました。大学ではビジネス及びマーケティング分野を、大学院では行動経済学を専攻したいと考えています。 将来は現地でインターンを経験したのち日本に帰国して外資系コンサルティング会社に就職するか、あるいはそのまま現地で就職するかを検討していきたいと思っています。
(ユニバーシティ・オブ・リーズ)
経済学部
プレゼンスキルが向上し、課外活動の幅が広がりました
私たちは中学 3 年生の時、昭島市の人口増加を目的とした地域貢献プロジェクト「聖徳学園中学昭島市応援隊」という活動を行いました。 実際に現地に足を運んで歴史や魅力を学び、SNS での情報発信、昭島市のアイコンやオリジナルバッチを作成したほか、ポスターも作成し駅前のコンビニに貼っていただきました。 心掛けたのは、どういう工夫をすればより多くの人々の目に留まり、昭島の魅力が伝わるかを考えながら行動することです。 この活動は、ユネスコ国際シンポジウム「無形文化遺産の貢献~より良い学びと持続可能なまちづくりに向けて~」での発表や2022PCカンファレンス奨励賞受賞といった高い評価をいただくことができました。 聖徳学園のglobalの授業は、先生方が私たちのやりたいことを叶えてくださいます。 私自身、プレゼンテーションスキルが上がりましたし、現在も地方活性化や地方創生を探究テーマとした活動を行っています。
(ザ・ユニバーシティ・オブ・メルボルン)
理学部