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【2025年8月】学校長便り🌞8月のごあいさつ🌞
厳しい暑さが続く中、聖徳学園中学・高等学校では夏休み期間中も多くの生徒たちが意欲的に活動し、それぞれの場所で多彩な学びや経験を積み重ねました。この夏は、まさに「挑戦」と「成長」が随所に見られた、充実した時間となりました。
世界とつながるグローバル体験では、中学3年生がニュージーランド・シンガポール・北海道の3つのコースから選んでグローバル研修に参加し、現地での交流や文化体験を通じて視野を広げました。それぞれが異なる環境の中で多様な価値観にふれ、自ら考え行動する力を育んで帰ってきました。また、高校生の希望者を対象に行われたセブ島語学研修では、英語力を磨くだけでなく、異文化理解や自己表現の大切さを肌で感じる貴重な体験となりました。
クラブ活動では、運動部・文化部ともに、多くのクラブが合宿や集中練習を実施し、心身ともに鍛える機会となりました。バレーボール部、サッカー部、鉄道研究部、演劇部、合唱部、理科部など、それぞれが目標に向かって全力を尽くしました。こうした努力は実績にもつながり、たとえば中学テニス部は全国大会で男子団体戦3連覇達成、さらに複数の大会で上位入賞を果たしました。また、鉄道研究部は全国大会でベストクオリティ賞と西武鉄道賞をダブル受賞、合唱部や演劇部、書道部もそれぞれの舞台で輝きを放ちました。学年や分野を超え、生徒たちが真剣に打ち込んだ成果は、どれも誇らしいものでした。
学習の面でも、大学の博物館や体験施設への見学ツアーが実施され、知的好奇心を刺激する時間となりました。東京大学、東京理科大学、東京農業大学などの見学を通して、生徒たちは学問の奥深さと面白さを実感した様子でした。さらに、夏の探究活動として多くの生徒が外部コンテストに挑戦し、「協働探究コンテスト」ではDSクラスが大賞を受賞、その他「全国課題解決アイディアコンテスト」「アントレプレナー・コンペティション」などにも参加し、自ら課題を発見し、他者と協力して解決策を導くという、これからの時代に必要な力を磨きました。
このように、2025年の夏は、生徒一人ひとりが自らの「好き」「挑戦したい」という気持ちを形にし、それぞれの場で確かな成長を遂げる時間となりました。その姿からは、たくましさと自信が感じられ、2学期のさらなる活躍が今からとても楽しみです。