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News お知らせ

【2025年11月】学校長便り🍂11月のごあいさつ🍂

2025.11.30 きめ細やかな教育

~学びが深まり、心が動く秋の学校生活~

秋も深まり、朝夕の冷え込みに冬の気配が感じられるようになった11月。

本校では、この季節ならではの行事や体験が数多く行われ、生徒たちの学びと成長が一層実感できる月となりました。

中1~高2の芸術鑑賞会は芸術の秋にふさわしく、中学1年生から高校2年生までの全学年で芸術鑑賞会を実施しました。日常の授業では触れにくい舞台芸術にふれ、生徒たちは豊かな感性と表現力を育んでいました。作品から感じ取ったものを言葉にする姿からも、心に残る時間となったことがうかがえました。

毎年恒例の仮装Dayでは、生徒も教員も思い思いの仮装で一日を過ごしました。

授業もそのままの姿で受けるという非日常感が、学校全体に明るく楽しい雰囲気をもたらし、生徒同士・先生との距離もぐっと縮まる行事となりました。また、学園全体による避難誘導訓練も実施されました。今回は、1,600名の児童・生徒と、教職員150名が参加する大規模な訓練となりました。全員が真剣に取り組む中で、緊急時の対応を再確認し、安全意識を高める貴重な時間となりました。

中旬には保護者を対象とした授業公開を実施しました。2日間で多くの保護者の皆さまに日頃の授業の様子をご覧いただきました。教室の中で生徒たちが真剣に学ぶ姿をご覧いただけたことは、私たちにとっても大きな励みとなりました。

中学生による合唱コンクールも開催され、クラスごとに心をひとつにして歌声を響かせました。会場いっぱいに広がる真剣な歌声に、聴いていた教員や保護者からも感動の声が寄せられました。仲間とともに創り上げる音楽の力が、学年を越えて共感を呼ぶ時間となりました。同日に高校では、各地の研修旅行での成果を発表するGlobal Dayを開催しました。生徒たちは、イギリス・ユタ・ルワンダ・セブ・シアトルといった各地での学びや経験を、プレゼンテーションとして発表しました。どの発表も、現地での発見や葛藤が伝わってくる素晴らしい内容でした。また、東京大学の北村教授による基調講演や、16名の講師による「○○の失敗」をテーマにした多彩な講演も実施され、生徒たちが多様な価値観や考え方にふれる機会となりました。

中学3年生・高校1年生を対象に、「卒業生から学ぶ会」も開催されました。26名の卒業生が来校し、「現在の仕事」「中高時代にやっておいてよかったこと/やっておけばよかったこと」など、自身の経験をもとに語ってくれました。在校生たちは、自分のこれからの進路や生き方を考えるうえでの大きなヒントを得る時間となりました。

今月も、生徒たちはさまざまな場面で新たなことに挑戦し、仲間とともに協力し合いながら多くを学びました。