学校長メッセージ～高校受験の皆さんへ～

貴重で美しい花

聖徳学園高等学校の入試まであとわずかとなりました。

　今年度の受験生の皆さんは、小学校卒業目前で新型コロナウイルスにより全国的に休校措置が取られ、それ以来コロナ禍と呼ばれる中で中学校の3年間を過ごしてきたと思います。本来なら沢山の事を経験する時期なのに、行事やクラブ活動が制限され、あるいはマスクや黙食など感染防止に気をつかわなくてはなりませんでした。

しかし、皆さんがこれから経験する高校生活は、きっと中学時代とは異なる楽しいものになります。おそらくコロナ禍も次第に終息し、そして高校生になると中学生時代にはできなかった事が色々と可能になります。

入試を前に次の言葉を皆さんに贈ります。受験勉強は長いトンネルのようなものだったかもしれません。しかし、入試当日はそのトンネルの出口であり、明るい未来への出発点だと信じて試験に臨んでください。

The flower that blooms in adversity is the rarest and most beautiful of all.

（逆境に咲く花は、世の中のどの花よりも貴重で美しい。

 (ウォルト・ディズニー)

　私たちに数々の夢や希望を与え続けてきたウォルトの言葉を借りるならば、今年、聖徳学園高校の受験生は、これまでで最も美しいということになります。そんな皆さんを私たちは敬意をもってお迎えしたいと思います。

　入試当日に、皆さんの美しい花がきっと咲きますように。