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高校受験生の皆さんへ~学校長メッセージ~
2024.02.07
入試情報
高校入試
「辛」が「幸」にかわる日
校長 伊藤 正徳
聖徳学園高等学校の入試まであとわずかとなりました。
今年度の受験生の皆さんは、特に中学1・2年においてはコロナ禍の影響で、勉強はもちろんのこと、学校行事やクラブ活動も思いっきりできず、「辛」い思いをした人も多いのではないでしょうか。また、中学3年は高校入試に向けての「辛」い受験勉強に打ち込んできたと感じている人もいることでしょう。
さて、国語の時間などでこれまで漢字を一生懸命勉強してきたと思います。その漢字は
世界中に存在するあらゆる文字の中で、漢字は間違いなくトップレベルで習得の難しい文字だと言われます。基本的に、世界中の言語の文字(アルファベットやアラビア文字)などは、数え方にもよりますが、せいぜい数十~百数十文字程度であることがほとんどなのに対して一般的な書籍を読むのに必要な漢字は、「常用漢字」といって全部で2,136字あります。
その漢字に関して、色々な格言があります。その中で私が好きなのは次のような言葉です。
「辛」いに、棒を1本を足してごらん。「幸」せになるよ。
では「辛」を「幸」に変えるために足された棒はなんでしょうか。それは「努力」なのではないかと思います。これまで時には辛いと思ってきた努力が、必ず幸せの扉を開けてくれるのです。試験当日、解答用紙に沢山の「棒」を文字の一部として書くと思います。そして、それは幸せにつながる行為なのだと思ってください。
入試当日は皆さんが安心して受験できるように万全の体制をとっています。また、在校生も皆さんの健闘を心から祈っています。
試験終了後には沢山の「幸」が待っています。