高校受験生へ学校長メッセージ～ほら、向こうに明かりが見えているよ～

ほら、向こうに明かりが見えているよ

受験生の皆さん。聖徳学園高等学校の入試まであとわずかとなりました。

大人は自分の事を棚にあげて、「こうならなくてはならない」とか「こうあるべきだ」とか色々な事を言っています。また、その人の個性ではなく、集団での中の位置づけを意識させるシステムを作り上げてきました。その結果、他人と自分を比較して、自信をなくしたり、時には変な優越感を持ったりしてしまうことがあります。

　受験というのは競争ですし、皆さんはこれからも色々な面で競争していく事になることでしょう。そして、その競争に不安を感じながら生きていくこともあります。

　しかし、出口のないトンネルはない」という金言があります。トンネルの長さはそれぞれ違うけど、必ず出口があり、明るい光で満たされた世界が待っているということです。これまでの友達は、ある一定の範囲から通学している場合が多かったと思いますが、高校生になると広い範囲から通う多様な価値観を持った色々な友達に出会うことになります。また、日本だけでなく、世界を相手に活躍することもできます。自分の世界が一気に広がるのです。あと、もう少し、トンネルの出口を目指して一歩一歩進んでください。楽しく充実した高校生活が待っています。

入試当日は、在校生たちからの「応援メッセージ」が校門付近に掲げられています。時間があれば、見てみてください。それでは、体調に気を付けて入試当日を迎えてください。